今回のアルバムにぴったりのカナリア諸島出身のパーカッショニストがいる...と聞いた。
私のテンションは一気に上がる!
ヤヒロトモヒロ
少年時代を黒い溶岩と白い砂浜を有する常夏の楽園グラン・カナリア島で過ごし、現地の土着のリズム感が身体に染み込んでいるという稀有な原風景を持つ。
ひょうたん、壺、ウインドチャイム...
レコーディングスペースに沢山の見たことのない自然素材で作られた民族楽器が並んだ。
「古代・祈り・自然音・癒しがテーマです。土臭くお願いします。」
初対面の彼にそう言った。
全13曲、ギターと歌のみのデモ音源をよく聴き込んで来てくださったのがとてもよくわかり、沢山話さなくても私のイメージする世界観を完璧に理解してくれているようだった。
そして一曲ずつ丁寧に、その曲に合う楽器が何か...思いを巡らせ、イメージの中で組み立ててくれた。
それはとても豊かで贅沢な時間となった。
例えば...
ソロピアノだけでも
一枚の美しい風景画になるだろう。
しかし、そこに彼が入ると3D映画のように躍動感溢れる世界へと一変する。
リズムが歌い出し、跳ねまわり、飛び散り、散乱するが、それもいつの間にか魔法のように回収される。
即興的で大胆だが僅かな光の揺らぎさえも逃さない繊細さが曲の随所に輝きを与えていた。
そして彼は今回のアルバムに素敵な寄稿文をお寄せくださった。





| more..>アルバムが出来るまで に戻る | |
|---|---|
| 前のページへ | 次のページへ |